元イングランド代表FWラヒーム・スターリング(31)が9月15日(現地時間)、英ベイジングストーク治安判事裁判所で危険運転など3つの罪を認めた。スターリングは5月28日、約27万ポンド(約5700万円)のランボルギーニ・ウルスで高速道路を走った末に事故を起こしている。英メディア『Sky Sports』によると、罪状には亜酸化窒素、いわゆる"笑いガス"を吸入目的で所持していた罪も含まれるという。英紙『The Sun』は、事故直前の車内をとらえた映像を新たに公開した。
「風船を口に当てて吸い込んでいた」目撃者が証言
法廷で検察側のサイモン・ジョーンズ氏が明かしたところによると、目撃者のクリストファー・ジェニングス氏は、M25高速道路の渋滞区間でスターリングの車を約30分にわたって見ていたという。ジェニングス氏は、スターリングが「風船とつながった大きな容器を右手に持ち、風船を膨らませては口に当てて中身を吸い込んでいた」と説明している。
車は車線をふらつきながら走行し、他の車両が衝突を避けるため減速や進路変更を強いられた。M4合流地点では急な車線変更で後続5〜6台が急ブレーキを踏む場面もあり、ジェニングス氏は誰かに衝突すると判断し警察に通報した。
車内から容器6個発見——「有名選手だからこそ重い責任を」

事故現場ではタイヤ4本すべてが破損し、車内から亜酸化窒素容器6個が発見された。連行先のベイジングストーク警察署では、スターリング自身が職員に「亜酸化窒素の問題を抱えている」と打ち明けていたという。スターリングは同署で運転能力の検査に合格できず、詳しい分析のための血液の提出も拒んでいる。
事故の約7時間前には、約30マイル(約48キロ)離れたマクドナルドで、ピンク色の風船を手に不安定な運転をする姿も目撃されていた。The Sunに映像を提供した別の目撃者は「多くの若者に影響を与える有名選手だからこそ、重い責任を負うべきだ」と述べた。
スターリングは即日の運転禁止処分を受けたうえで保釈されており、11月25日に次回審理が予定されている。同紙によると、最長で2年の禁錮刑を科される可能性がある。
