サンダーランド所属のスイス代表MFグラニト・ジャカが、自身の過去の行為を告白し、代表活動から離れることになった。米通信社『AP通信』によると、スイス代表で歴代最多の152試合に出場する主将は9月21日(現地時間)に声明を発表した。ルツェルン検察はこの件で捜査を進めている。
ジャカがワクチンに抱いていた"恐怖"とは
英メディア『Goal』によると、ジャカは自身のインスタグラムの声明で、アーセナル在籍時の2022年にワクチン接種証明書を不正に入手したことを認めた。同メディアによると、本人は「当時はワクチンに深い不信感を抱き、恐怖と不安にとらわれていた。間違いだった。申し訳ない」と謝罪した。関係当局の調査にも全面的に協力しているという。
同メディアによると、ルツェルン当局が同市の医師による不正な書類発行の疑いで捜査を強める中、ジャカも捜査対象になっている。ジャカはサンダーランドでも主将を務めており、バーゼルやボルシアMG、アーセナル、レバークーゼンでプレーした経歴を持つ。

スイス協会はジャカを代表から除外——主将の去就に注目
『AP通信』によると、スイスサッカー協会のペーター・クネーベル会長は声明で、ジャカが自ら責任を取り問題の解明に臨む姿勢を歓迎するとの考えを示した。米メディア『CBS Sports』によると、クネーベル会長はスイス紙『Blick』の取材に「当時の協会が出していたのは義務ではなく、接種の推奨だった」と述べた。
ジャカが大きな大会や代表戦に出場するために証明書を必要としていたわけではない、との説明だ。スイスサッカー協会とジャカは協議のうえ、ネーションズリーグ4試合の代表活動に参加しないことで合意している。
