愛知・名古屋アジア競技大会の柔道混合団体決勝で、一部の日本人観客が旭日旗を広げて日本代表に声援を送った。10月3日に行われた試合での出来事で、韓国メディアが相次いで問題視している。現場にいた柔道関係者が大会組織委員会とのやり取りについて語った内容を、韓国の通信社が伝えている。

「大会組織委員会に対処を要請したが…」

問題となったのは、愛知国際アリーナで行われた日本対カザフスタンの一戦だった。客席にいた一部の日本人観客が旭日旗を広げ、日本代表チームに向けて声援を送ったという。韓国の通信社『聯合ニュース』によると、現場に居合わせた柔道関係者は「大会組織委員会に対処を要請したが、目立った対応は取られなかった」と証言している。

韓国メディアは旭日旗の背景を指摘

画像: 韓国メディアは旭日旗の背景を指摘

韓国メディア『イルガンスポーツ』は、旭日旗を日本の帝国主義や軍国主義の象徴と説明し、韓国や中国など侵略を経験した国々では戦争や植民地支配のシンボルとして受け止められていると指摘した。主要な国際スポーツ大会では、政治的メッセージを含む象徴物の競技場内への持ち込みが制限されるケースが多い点にも触れている。

また、9月26日に岡崎中央総合公園野球場で行われた野球の日本対台湾戦の際には、大会組織委員会が旭日旗や台湾国旗の持ち込みを禁止する案内文を掲示したものの、わずか1日で撤去した。その後、日本国内からの反発を受けた組織委が、旭日旗の持ち込みを禁止した判断そのものについて謝罪する事態となっていた。

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