米ユタ大学のアメリカンフットボール選手が10月11日、交際相手だった女性から性的暴行を訴えられたうえで逮捕された。ただし、逮捕容疑は女性が訴えた性的暴行そのものではなく、別の行為だという。大学側は同選手に対して直ちに無期限の出場停止処分を科している。
犯行中に女性のスマホを奪い撮影も
米地元紙『The Salt Lake Tribune』によると、逮捕されたのはユタ大学でプレーするジャマル・ウォレスで、逮捕容疑は私的な画像の拡散だ。宣誓供述書によると、女性は10月9日、断続的に交際していたウォレスと今後の関係について話し合うために会った際、無理やり性的行為を強いられたと警察に申告している。ウォレスは「流している音楽を変えたい」と言って女性のスマートフォンを手に取り、自身との性行為の様子を撮影したという。
その後、女性の同意なしに画像共有アプリ「Snapchat(スナップチャット)」を通じて、女性が連絡を取っていた5人に向けて動画を送信したとされる。事態に気づいた女性が警察に通報して医療機関で性的暴行の被害検査を受け、警察が女性のスマートフォンを確認したところ、2本の性的動画が見つかり、ウォレスは10月11日に逮捕された。
否認して支払った保釈金は……
警察の事情聴取に対し、ウォレスは性的暴行と画像の拡散をいずれも否認した。一方で、女性のSnapchatアカウントにアクセスし、他の男性とのメッセージのやり取りを見て腹を立てたことは話しているという。ウォレスは5000ドル(約75万円)の保釈金を支払って釈放されたが、10月21日時点で画像拡散容疑も含めて正式には起訴されていない。
ウォレスは今年テネシー大学から転校してきたディフェンシブタックル(DT)で、今季は開幕戦にわずかな時間出場したのみだった。ユタ大学は「ウォレスは直ちに無期限の出場停止処分を受けた。事態を深刻に受け止めている」としている。
