アルビレックス新潟のブラジル人MFミゲル・シルヴェイラに、早くもブラジル復帰の可能性が浮上している。

ブラジルメディア『OTEMPO』は13日、「現在日本のアルビレックス新潟でプレーしているミゲルに、ブラジル全国選手権セリエA(同国1部)の複数クラブから問い合わせが寄せられている」と報じた。

またブラジル1部昇格を目指す複数の2部クラブもミゲルの代理人に接触しており、冬の移籍市場開幕が近づく中、数週間以内に移籍がまとまる可能性もあるという。

ミゲルはブラジルの名門フルミネンセの下部組織出身のMFで、17歳で同クラブのトップチームでデビューした。

10代のころはブラジルの世代別代表に選ばれるなど将来を期待されていたミゲル。

しかし2021年にレッドブル・ブラガンチーノへ移籍してからはキャリアが暗転し、約1年半の在籍期間で25試合2ゴールという成績に終わった。

その後はロシア1部FKソチでプレーし、今年1月に新潟に入団した。

新潟では、J1第13節サンフレッチェ広島戦でチームを勝利に導く決勝点を記録したが、その後は得点やアシストを記録できておらず公式戦10試合の出場にとどまっている。

チームはJ2への降格が決まっており、『OTEMPO』は「(ミゲルにとって)満足のいくシーズンとは言えなかった」と伝えている。

同メディアによると、ミゲルは母国復帰に前向きで、より出場機会を得られる環境を求めているという。

新潟での苦い経験を経て、次に選ぶクラブが同選手にとって再び飛躍を狙うシーズンとなってほしい。

筆者:江島耕太郎(編集部)

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