MLBのトレード期限を前に、パドレスの松井裕樹が放出候補として注目を集めている。打線の深刻な低迷を受けて球団は野手補強が急務となっており、リリーフ陣の層の厚さを生かしたトレードが有力視されている。
MLB公式記者は「松井は最大の…」
パドレスは今季、チーム打率やOPSなど主要打撃部門で低迷する一方、救援陣はリーグ屈指の戦力を維持。米メディア『Friars on Base』は「ブルペンには豊富な戦力がそろっているため、左腕の松井が最も現実的なトレード要員だ」と指摘している。松井は2028年まで契約を残しているが、他球団にとっては安定した投球を続けている救援左腕は魅力的な存在だと分析している。
さらに米メディア『SI.com』も、MLB公式のAJ・カサベル記者の見解を引用し、松井をパドレスの「最大のトレードチップ」の一人に挙げた。カサベル記者は「パドレスには救援投手が豊富におり、松井を放出しても穴を埋められる」と説明。打線や先発陣の補強を目指す上で、有力な交換要員になり得るとしている。
松井は「もっと重要な場面で投げられるように」
6月2日現在で、松井は今季ここまで20試合に登板し、0勝1敗、防御率1.53、29回1/3を投げて33奪三振、WHIP1.09と安定した成績を残している。松井は2026年シーズン終了後にオプトアウト権を保有している。
トレード期限は8月3日(日本時間4日)。『SI.com』によると、松井本人は「今はビハインドや複数イニングを任されているが、自分の仕事を続けていけば、もっと重要な場面で投げられるようになると思う」と語り、勝負どころを任されるリリーバーへの昇格を目標に掲げた。
