大学生フットサル大会に向けた役割分担
私が大学2年生の秋、所属するフットサルサークルで、市内の民間フットサル施設で開かれる大学生大会に出場することになりました。申し込みフォームの送信は3年生で代表のBさん、エントリー費の振り込みは会計の私が担当すると決まったのです。私は締め切りの1週間前に、部費からエントリー費を振り込みました。
大会当日の受付でエントリー漏れが判明
大会当日、受付でサークル名を伝えると、スタッフは名簿を何度も確認し、「こちらのチーム名での申し込みがありません」と言いました。メンバーがざわつく中、Bさんは私に向かって「お前の振り込みが遅れたから取り消されたんだろ」と責め立てたのです。さらに周りにも「会計がちゃんとしてなかった」と話し始めました。
振込明細で明らかになったまさかの真相
私は黙ってスマホの振込明細をスタッフに見せました。するとスタッフは「入金は確認できています。ただ、申し込みフォームが届いていなかったので、どのチームの入金か問い合わせる予定でした」と説明してくれたのです。
その場でBさんのスマホを確認すると、申し込みフォームの送信完了メールはどこにもなく、入力途中の画面が残っていただけでした。Bさんの顔から血の気が引き、メンバーの視線が一斉にBさんへ向きました。
準優勝と、代表からの謝罪
運営側の配慮で、当日棄権したチームの枠に入れてもらえることになり、私たちのサークルは準優勝を果たしました。閉会後、Bさんは私とメンバーの前で「責めて悪かった」と頭を下げたのです。それ以降、サークルの大会申し込みは、代表と会計の2人で送信画面まで確認するルールになりました。
まとめ
エントリー漏れの原因は、会計の振り込み遅れではなく、代表の申し込みフォームの送信忘れでした。Aさんが振込明細という事実を示したことで誤解は解け、サークルには二重確認のルールが生まれています。
人のせいにする前に、まず自分の手元を確認することの大切さが分かる出来事です。大会の手続きを分担しているなら、次の申し込みでは送信完了のメールまで確認してみてください。
【体験者:20代・男性、回答時期:2026年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Qolyコラムニスト:Yutel_06
幼少期からさまざまなスポーツに親しんできた、10代の現役学生ライター。合気道やテニス、アーチェリーなど、ジャンルの異なる競技と向き合ってきた。自身の経験に加え、周囲にもスポーツに取り組む友人や知人が多く、競技の裏側や選手ならではの悩み、恋愛、人間関係など、リアルなエピソードに触れる機会がある。そうした実体験や身近な声をコラムとして執筆している。

