「プレーは早く」を守っていた秋のラウンド
昨年の秋、私は大学時代の友人2人と、郊外のパブリックコースを回っていました。スコアは100前後でしたが、社内コンペで知り合った取引先の役員に教わった「プレーは早く」だけは守っていたのです。この日もカートのナビに表示される目安時間の中で進めていました。
4番ホールから始まった打ち込みと「遅いんだよ!」
異変が起きたのは前半の4番ホールでした。私たちがまだグリーン上にいるうちに、後ろの組がティーショットを打ってくるようになったのです。ボールは、すぐそばまで転がってきました。
手を挙げて合図しても、打ち込みは止まりませんでした。6番ホールでは、40〜50代の男性4人の組から「遅いんだよ!」と怒鳴られたのです。
実際には前の組が詰まっていて、私たちも待たされていました。友人は「怖いから先に行かせよう」と言いましたが、前が空いていないため、譲りようもありませんでした。
7番ホールで押した呼び出しボタン
7番ホールのティーで、私はカートの呼び出しボタンから、コースに打ち込みを報告しました。駆けつけたのは、60代の男性の巡回スタッフでした。
巡回スタッフがナビの進行状況を確認すると、私たちの組は前の組との間隔も規定の範囲内で、遅れていませんでした。一方、後ろの組は、前半の休憩所に予定より長く滞在していたのです。打ち込みについては、ほかの組からも報告が上がっていました。
巡回スタッフは後ろの組に「次に打ち込みがあれば、プレーを止めてもらいます」と告げました。
後半のラウンドとホールアウト後の謝罪
後半に入ると、打ち込みはぴたりと止まりました。ホールアウト後には、後ろの組の一人が私のもとへ来て、「待たされてイライラしていた。悪かった」と頭を下げたのです。この日、私は自己ベストの96で回りました。
まとめ
今では「打ち込まれたら、言い返さずにまずスタッフへ」が、仲間内の決まりになっています。怒鳴り返さずにルールに沿って助けを求めたことで、最後まで気持ちよく回れました。
後ろの組から打ち込まれて困ったときは、カートの呼び出しボタンやコースのスタッフを頼ってみてください。
【体験者:20代男性・会社員、回答時期:2026年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Qolyコラムニスト:Yutel_06


