ドイツサッカー連盟(DFB)とキットサプライヤーのadidasは6日、2026年に北米3カ国で共同開催される「FIFAワールドカップ26」に向けたドイツ代表の新ホームユニフォームを発表した。

DFBは昨年3月、2026年をもってadidasとのサプライヤー契約終了を発表。2027年からはNikeが新たなパートナーとなるため、adidas製のワールドカップ・ユニフォームは今作でいったん最後となる。

Germany 2026 adidas Home

画像1: Germany 2026 adidas Home

ドイツ代表 2026 adidas ホーム ユニフォーム

W杯に向けた新ホームユニフォームは、ホワイトを基調に国旗カラーのグラフィックが鮮やか。懐かしさを覚えるこのデザインに、ドイツのサポーター、とりわけオールドファンはドイツらしさが戻ってきたと感じるかもしれない。

襟の形状は90年代のadidasユニフォームを彷彿とさせるもので、レトロな雰囲気づくりに一役買っている。

画像2: Germany 2026 adidas Home

国旗3色のV字部分をよく見ると、いくつもの細かなダイヤモンド柄を連なるように配置しているのが分かる。このダイヤ柄はデザインの重要なポイントだ。

DFBとadidasの説明によると、今作のデザインは、W杯での数々の名場面や輝かしい成績を収めたチームに敬意を表し、過去のユニフォームからインスピレーションを得たとのこと。

画像: (C)Getty Images
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今作のグラフィックについて、DFBは1994年のアメリカW杯で着用したユニフォームを、adidasは現時点で最後のW杯優勝となっている2014年ブラジル大会でのユニフォームを、それぞれ真っ先に挙げている。

2026年W杯のホスト国の一つがアメリカということもあり、同国で初めて開催した1994年大会でのユニフォームのダイヤ柄を再登場させたようだ。ベースとなるV字は、2014年大会でのキットデザインをモチーフとしている。

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1980年から続いている両者のパートナーシップは46年間で終了に。その最後のW杯ユニフォームは、懐かしさの中に一抹の寂しさを感じるデザインに仕上がっている。

2026新ホームユニフォームは、adidas公式オンラインストアにて販売中。

筆者:立野敦史(Qoly LFB Vintage)

Qoly × LFB Vintageでユニフォーム等を販売する傍ら、Qolyにユニやギア系の記事を執筆。 メタル/ハードロックをこよなく愛するが、ジャズから歌謡曲まで実はただの音楽好き。世界一美しいエンブレムは絶対に旧サンマリノ代表と頑なに言い続ける。

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