サッカーにおいてはゴールが常に花形であるが、それを生み出すのはチャンスを導くアシストだ。パスを供給する選手は過小評価されがちであるが、その存在は非常に大きなものだ。
今回は『Planet Football』から「サッカーの歴史上最もアシスト数が多い選手たち」のトップ5をご紹介する。
5位:トーマス・ミュラー

(C)Getty Images
所属したクラブ:バイエルン・ミュンヘン、バンクーバー・ホワイトキャップス
国籍:ドイツ
通算アシスト数:352回
10年以上に渡ってバイエルン・ミュンヘンの中心選手として活躍してきたトーマス・ミュラーは、間違いなく21世紀最高クラスのクリエイターとして数えられる選手だ。
決して派手なテクニックを使うわけではないが、的確なポジショニングとタイミング、知的なプレー選択によって数々のゴールとチャンスを生み出してきた。
今季からバンクーバー・ホワイトキャップスでMLSでのキャリアをスタートさせたが、加入からいきなり数多くのゴールとアシストを記録しており、圧巻のプレーを見せている。
4位:ヨハン・クライフ

(C)Getty Images
所属したクラブ:アヤックス、バルセロナ、フェイエノールトなど
国籍:オランダ
通算アシスト数:358回
ヨハン・クライフは現代のサッカーにおけるポゼッションスタイルの考案者の一人であり、ポジションチェンジがある流動的なプレーの始祖となった戦術「トータル・フットボール」の中心人物であった。
1970年代にアヤックスで3回のバロンドールを獲得し、その後バルセロナでも活躍。引退後は監督としても力を発揮し、伝説的な存在「ドリーム・チーム」を作り上げた。
オランダの歴史上でも最も優れた選手の一人だとされる彼は、キャリアの中で信じられないほどのアシスト数を記録している。
