10月と11月は国内で「キリンチャレンジカップ2025」4連戦を戦う日本代表。
10月は南米勢との2連戦となり、パラグアイと2-2で引き分け、そしてブラジルには3-2の逆転勝利を収めた。
特にブラジル戦は、通算14試合目での歴史的初勝利。これまで2分11敗と圧倒的に差を付けられ、大量失点も多かった相手に、0-2から試合をひっくり返してみせた。
あくまで親善試合ではあるものの、ブラジルのA代表が2点リードから逆転負けを喫したことは歴史上ほとんどない。彼らにとっても痛恨の一戦になったことだろう。

決勝点を決めた上田綺世
来年のワールドカップ本大会に向けて、一つ自信となる結果を手にした日本代表。今月最初に対戦するのは、アフリカの雄ガーナだ。
ワールドカップは初出場した2006年のドイツ大会以降、2018年のロシア大会を除きすべて出場しているガーナ。西アフリカでコートジボワールの隣国に位置し、多くの選手が高い身体能力と繊細なボールタッチを兼備する。
多くのアフリカの代表チームと同様、国内出身組と欧州出身組が融合しており、今回のメンバーでエース格のFWアントワーヌ・セメンヨ(ボーンマス)は後者。英国ロンドンで生まれた25歳の快速アタッカーだ。

アントワーヌ・セメンヨ
日本代表のガーナとの対戦成績は5勝3敗。勝ち越しているものの多くが日本国内での試合であり、その中で3敗を喫していることを考えれば決して侮れない相手と言える。
日本とガーナの一戦は、11月14日(金)19:20から豊田スタジアムで開催。試合の放送予定は以下の通りだ。
テレビ放送
TBS系
解説:福田正博、柿谷曜一朗
実況:土井敏之
リポーター:齋藤慎太郎
ネット配信
TVer
ガーナ戦は、TBS系列で地上波生中継。解説は福田正博氏と柿谷曜一朗氏が務める。
インターネットは、『TVer』にて無料ライブ配信が実施。配信開始は18:30となっている。
筆者:奥崎覚(編集部)
試合だけでなくユニフォーム、スパイク、スタジアム、ファン・サポーター、カルチャー、ビジネス、テクノロジーなどなど、サッカーの様々な面白さを発信します。現場好き。週末フットボーラー。
