今季からジェフユナイテッド千葉に期限付き移籍で加入したブラジル人FWデリキ。
同選手の保有元であるブラジル2部アトレティコ・ゴイアニエンセは、来季に向けて攻撃陣の再構築を勧めており、デリキの復帰を検討しているという。
13日、現地メディア『Dragao Goiano』が報じた。
現在27歳のデリキは、これまでブラジル国内リーグやウクライナのクラブを渡り歩き、2024年にゴイアニエンセに入団。
前所属のグアラニではリーグ戦34試合に出場して10得点を挙げたデリキだが、ゴイアニエンセではリーグ戦25試合で3得点にとどまった。
今季から千葉に期限付き移籍した同選手は、序盤戦での負傷離脱の影響もあり、ここまでリーグ戦5試合で無得点と好調のチームの中で復調の兆しが見えない。
一方でゴイアニエンセとの契約は2027年末まで有効で、『Dragao Goiano』によると、クラブは来季の戦力としてデリキを再び復帰させる意向だという。
また同クラブは来季に向けてさらなる新戦力の補強を着実に進めており、ラファエル・ラセルダ監督との契約延長についても協議しているそうだ。
千葉は現在J2で4位につけており、リーグ戦残り2試合の結果次第ではJ2優勝・J1昇格の可能性も残している。
復調の兆しをつかみたいデリキ。残り2試合で爪痕を残して、チームが目標としているJ1昇格に貢献したい。
筆者:江島耕太郎(編集部)
