今季いわてグルージャ盛岡で17ゴールを決めているFW藤本憲明が、契約満了により今季限りでチームを離れるとのこと。
近畿大学を卒業後、JFLの佐川印刷SC(佐川印刷京都SC→SP京都FC)を経て鹿児島ユナイテッドFCでプロデビューした藤本。それから大分トリニータでストライカーとしてブレイクし、ヴィッセル神戸、清水エスパルスでもプレーした。
2023~2024年には古巣の鹿児島ユナイテッドFCに所属し、今季はいわてグルージャ盛岡へと移籍。自身11年ぶりとなるJFLの舞台へと戻ってきた。
チームはJリーグ参入争いに絡めず苦戦したものの、藤本はここまで27試合に出場して17ゴールを決め、JFL得点ランキングトップに。エースストライカーとして健在であることを見せつけていた。
しかし14日にクラブが発表したところによれば、藤本との契約は今季限りで満了を迎え、退団することになったという。
退団決定にあたり、藤本はクラブ公式サイトで以下のようなコメントを発表している。
「2025シーズンサポートしてくださったスポンサー、企業のみなさん、試合の開催に関わってくれたボランティア、運営スタッフのみなさん、試合前ハーフタイムに盛り上げてくれたLipsのみなさん、そしてどんなに冷たい雨風でも九州沖縄でも声を枯らして応援してくれたサポーターのみなさん、グルージャに関わった全ての方に感謝しています。
ただその想いを結果として残せなかった事を悔しく反省しています。僕のグルージャの選手としての歩みは終わりましたがグルージャが終わる事はないのでこれを読んでくれたみなさんが少しでも支えてくれたら未来に繋がると思います。違う場所で応援しています。最近寒くなってきてこたつとストーブを購入検討してましたが、、、買う前でよかったー笑笑
これにてグルージャ盛岡腹筋サークル解散!!みなさん体調と熊には気をつけて!!」
クラブのJ復帰を成し遂げられなかったことを反省していると話しつつ、退団後もグルージャを応援することをファンに宣言。さらに近年日本全国を悩ませている熊の出没事件に対して注意喚起を行っている。
筆者:石井彰(編集部)
