日本代表は14日に豊田スタジアムで行われたガーナとの親善試合に2-0で勝利した。

2026年ワールドカップに向けた新ユニフォームのお披露目にもなった一戦は、前半16分に南野拓実のゴールで先制。佐野海舟のパスをフリーで受けると冷静に流し込んだ。

そして、後半15分には背番号10を背負う堂安律が追加点を奪取。ボールを持ち出して、相手DFのポジションをずらしつつ、ニアを抜くという技ありのシュートを突き刺した。

FIFAランキング73位のガーナだが、2026年ワールドカップ・アフリカ予選のグループIを8勝1分1敗という強さで突破し、本大会出場を決めている。

ガーナサッカー協会公式サイトによれば、ガーナのオットー・アッド監督は、試合後にこう話していたそう。

「まずは、日本を祝福する。いいチームであり、いいプレーをした。

我々は相手がトランジション(攻守の切り替え)にとても優れていることは分かっていたので、自分たちのビルドアップでボールを失わないことが重要だった。

カウンタープレッシングはとてもよかったが、ビルドアップでボールを失うミスをしてしまったのは少し残念だった。相手が非常に速いことは分かっていたからね。

相手はボールを奪ったら、非常に速いストライカーたちがいい動きを見せる。ボール保持率はほぼ互角だったが、シュート数は彼らの方が多かった。なので、(日本の)勝利は当然だったと言える。

(日本は)センターバックのプレーがとてもよかった。もちろん、ウィンガーのこともすでに分かっていた。ただ、彼らは中盤で多くのオーバーロードを作り出す」

この日の日本は渡辺剛、谷口彰悟、鈴木淳之介が3バックを形成。アッド監督は、DFラインだけでなく、中盤で数的有利を作り出す日本の戦術的プレーにも舌を巻いていたようだ。

ガーナは18日にソウルで韓国と対戦する。

著者:井上大輔(編集部)

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