14日に愛知県の豊田スタジアムで行われた日本代表対ガーナの国際親善試合。
日本が2-0で勝利した一戦では、痛ましいアクシデントがあった。
田中碧のシュートをブロックしようとしたガーナ代表MFアブ・フランシスの右足首付近が完全に折れてしまったのだ。ピッチ上で応急手当を受けた彼はその後、緊急搬送された。
そうしたなか、ガーナサッカー協会は、フランシスの手術が成功したことを報告。
「アブ・フランシスは日本戦で負傷後、日本での手術が成功した。
彼は二箇所を骨折した。ガーナ代表の医療責任者であるプリンス・パンボ医師、トゥールーズFCの同僚医師、および日本の外科チームは、フランシスの手術成功とリハビリの急性期段階に入ったことを公表できることを喜ばしく思う。
ガーナ代表のマネージメントチームとテクニカルチームは、リハビリ急性期における集中的な理学療法をサポートするために、理学療法士1名を選手に同行させることを承認した。
また、手術を受けたトヨタ記念病院からの退院後、テクニカルチームの上級メンバーが選手をフランスの本拠地まで同行する計画も立てられている。
ガーナサッカー協会は、この過程をサポートしてくれた全ての方に感謝する。アブの早い回復を祈っている!」
24歳のフランシスは、フランス1部リーグのトゥールーズに所属している。
フランス紙『L'Équipe』によれば、彼は腓骨と脛骨を骨折しており、関係者は「このような状態で帰国させるのはリスクが大きすぎた」と語っていたという。
そのため、日本で手術を受けることになったが、それは無事に成功した。今後はフランスへの帰国について検討するようだ。
筆者:井上大輔(編集部)
