2008年からなでしこジャパンの一員として活躍してきた熊谷紗希。
先月で35歳になった熊谷は、イングランドのロンドン・シティ・ライオネスでプレーしている。
チームは昨シーズン2部リーグで優勝し、今シーズンから英女子トップリーグであるWSLを戦っている。
そうしたなか、熊谷は16日のアストン・ヴィラ戦でWSLでの初ゴールを決めた。
前半12分にコーナーキックから流れてきたボールを頭で押し込む。さらに、後半10分にもコーナーキックを味方がそらすと、熊谷がダイビングヘッドで反応!
熊谷はヘディングで2ゴールを叩き出し、3-1の勝利に大きく貢献した。
プレイヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた熊谷は、「ロンドンシティーでの初ゴール、そしてWSLでの初ゴール。支えてくれる仲間とチームに心から感謝。まだまだここから、もっと強く、もっと前へ。たくさんの応援ありがとうございました」とのメッセージをSNSに投稿していた。
クラブ公式サイトによれば、ジョスラン・プレシュール監督は「紗希の2ゴールは嬉しい。セットプレーを担当するスタッフのおかげでもある。我々は紗希のクオリティを分かっているし、彼女は才能に溢れている。あの2ゴールは嬉しいね」と讃えていたそう。
ロンドン・シティ・ライオネスはここまで9試合で5勝4敗、12チーム中6位につけている。
筆者:井上大輔(編集部)
