サッカー選手としての才能は家族にも受け継がれることが多く、環境面でも優位だ。そのため数々の親子や兄弟が活躍してきた歴史がある。
しかしながらそのなかであまり知られていないような血縁関係も…。
今回は『Givemesport』から「実は親戚同士だった!知られざるサッカー選手の関係」をご紹介する。
フィリペ・コウチーニョとジュニーニョ・パウリスタ

(C)Getty Images

(C)Getty Images
1990年代にミドルズブラへとやってきたジュニーニョ・パウリスタ。小柄なブラジル人の司令塔は、イングランド・プレミアリーグで貴重な創造性を見せて活躍。クラブのレジェンドとして崇められる存在となり、退団したあと2回復帰するほど重要な選手になった。
後にリヴァプールで活躍したフィリペ・コウチーニョは、実はそのジュニーニョ・パウリスタの遠い親戚にあたる。小柄ながらも巧みな技術を使ってプレーするところは、まさにそのジュニーニョ・パウリスタの影響を感じさせるものだった。
ジョルジニオ・ワイナルドゥムとラジヴ・ファン・ラ・パッラ

(C)Getty Images
かつてニューカッスルやリヴァプールでプレーしたオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムには、ジリアーノ・ワイナルドゥムという2歳下の弟がいることで有名だ。
しかし、彼には他にも異母兄弟がいた。しかしながら、ジョルジニオはロッテルダムで行われたユースサッカーの大会で会うまで、異母兄弟が誰なのかを全く知らなかったという。
2018年のインタビューで彼は「母が来て、彼がラジヴだよと教えてくれた。最初はただ彼を見つめるだけだったが、やっと会うことができたので嬉しかった。試合をしに行ったのに、弟に会えたんだ」と語っている。
その異母兄弟は元オランダ代表のラジヴ・ファン・ラ・パッラである。後に同じフェイエノールトの下部組織でプレーし、エールディビジやイングランド・プレミアリーグでも対戦することになった。
