14日に行われた日本代表との親善試合に0-2で敗れたガーナ。そのガーナは18日にソウルで韓国と対戦する。

韓国は2-0で勝利した14日のボリビア戦で、ソン・フンミンが圧巻のフリーキックでゴールを決めた。

韓国代表史上最多出場記録保持者にもなったソンは、33歳になったがいまも健在だ。

そのソンは、ガーナ代表のオットー・アッド監督とつながりがある。

ソンはドイツのハンブルガーSVでプロになったが、ハンブルク生まれのアッド監督も現役時代にハンブルガーSVでプレーした経験がある。

また、アッド監督は現役引退後にハンブルガーSVのU-19チームやトップチームでアシスタントコーチを務め、ソンを指導したこともあるのだ。

ガーナサッカー協会によれば、アッド監督は、韓国戦に向けたこう話していたそう。

「韓国の実力は分かっている。守備陣に素晴らしい選手がいるし、前線も強力だ。

我々はセットプレーを与えることを避けなければいけない。ソンのクオリティは分かっている。彼はフリーキックが大の得意だ。

彼は素晴らしい選手。(ハンブルガーSV)当時は多くの試合で勝利をもたらしてくれた。彼がいてくれて嬉しかった。

当時の彼は英語が話せなかったし、私も韓国語が喋れなかった。元チームメイトのチャ・ドゥリを通じて、彼にどういうプレーを求めているのかやってもらいたいことを通訳してもらった。

最初の数日は本当に難しかった。ソンに謝りたい。私が戦術を説明することができなかったので、彼はあまりプレーできなかったからね。あれは難しかった。

でも、その後、彼はハンブルクで素晴らしい活躍を見せた。ユース選手としてだけでなく、トップチームの選手としてもね。

彼のキャリアを嬉しく思う。(今回の対戦で)彼を完全に抑え込むのは難しいだろう、素晴らしいスキルを持っているからね」

アッド監督は、ハンブルガーSVのユース時代にソンを指導する際、マインツで同僚だった元韓国代表チャ・ドゥリに通訳を頼んでいたそう。

それでも、戦術を理解させることは難しかったため、当時のことを謝りたい気持ちもあるようだ。

筆者:井上大輔(編集部)

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