日本代表は7月に行われた東アジアE-1選手権で韓国を1-0で破り、史上初の日韓戦3連勝を飾った。
その後、日本と韓国は9月から11月にかけて、同じ対戦相手と戦ってきた。
その相手はメキシコ、アメリカ、パラグアイ、ブラジル、ガーナ、ボリビア。
日本が今月14日に2-0で勝利したガーナは、18日に韓国と対戦する。一方、日本が18日に対戦するボリビアは、14日に行われた韓国戦に0-2で敗れた。
そうしたなか、韓国のオンラインメディア『newsian.co.kr』は、こう伝えていた。
「ホン・ミョンボ監督、10月の代表戦は、森保一監督に軍配…11月はガーナ戦が鍵。
韓国と日本の代表戦は、まるでホン・ミョンボ監督と森保監督の『間接比較』のように展開されている。
10月は、森保監督がホン・ミョンボ監督に判定勝ちを収めた。
韓国はパラグアイに2-0で勝利したが、日本は辛うじて2-2の引き分けに持ち込んだ。しかしブラジル戦で韓国は3バックを試みたものの0-5で大敗。
日本もブラジル戦で前半に2点を先取されたが、後半に入ると相手の弱点だったサイドを執拗に突き、3ゴールを奪取。(終盤は)3バックを5バックに変更し、それ以上失点を許さず、3-2で大逆転勝利を飾った。
日本サッカーはブラジルに2分11敗と苦杯を舐め続けてきたが、ついに初勝利を挙げたのだ。10月に韓国と日本がパラグアイ・ブラジルと対戦した代表戦を間接比較すれば、日本の判定勝ちである。
11月の代表戦は、韓国がボリビアを2-0で下し、日本もガーナを2-0で下したため、18日の試合の内容と結果で評価されることになる。
日本に0-2で敗れたガーナのオットー・アッドー監督は『日本は素晴らしいチームだった』とコメント。ただ、日本と対戦するボリビアは、1.5軍レベルだった韓国戦とは異なり、戦力が強化される。ボリーバルの4選手が加わり、ほぼ100%のフルメンバーとなるためだ」
日本は10月の代表戦でパラグアイに2-2の引き分け、ブラジルには3-2で勝利。一方、韓国はパラグアイに2-0で勝利したが、その前のブラジル戦には0-5で大敗していた。間接的に日本は韓国を上回ったと評価しているようだ。
そして、18日の日本対ボリビア、韓国対ガーナ戦の結果で、今月の勝負が決まるとのこと。
サムライブルーにとってボリビア戦が今年最後の試合になるため、いい結果で締めくくりたいところだ。
そのボリビア代表は、選手招集をめぐって国内強豪クラブのボリーバルとオスカル・ビジェガス監督が対立。所属4選手は、一時は招集見送りの可能性もあったが、韓国戦後に合流することになった。
筆者:井上大輔(編集部)
