14日に愛知県の豊田スタジアムで行われた日本代表対ガーナとの親善試合。
2-0で日本が勝利した試合では、痛ましいアクシデントが起きてしまった。
田中碧のシュートをブロックしようとしたガーナ代表MFアブ・フランシスの右足首が折れ曲がってしまったのだ。
その後、ガーナサッカー協会は、トヨタ記念病院で行われたフランシスの手術が成功したことを報告。『L'Équipe』によれば、フランス1部リーグのトゥールーズに所属する彼は腓骨と脛骨を骨折していたという。
そうしたなか、ガーナサッカー協会のヘンリー・アサンティ・トゥム広報部長は、『Asempa FM Ultimate Sports Show』でこう述べたそう。
「ガーナサッカー協会がアブの手術費用を負担する。手術に伴う医療費を負担する。
今後の対応について彼のクラブであるトゥールーズと協議した。彼は所属クラブに戻り、それ以降のサポートについてはガーナサッカー協会から連絡する。
（田中）碧はコーチ（オットー・アッド監督）に電話をかけ、アブの早期回復を願うメッセージを送ってくれた。
彼は常にプロフェッショナルであり、この怪我は予期していなかった。
彼はアブが回復したら会うことに前向きで、日本サッカー協会も常に協力的だった」
田中は負傷したアブを見舞いたい気持ちもあるようだ。
実際、アッド監督は、田中が謝意を伝えたことへの感謝も口にしていた。
筆者：井上大輔（編集部）
