サッカー統計情報サイトの『Transffermarkt』は19日、アジア各国における歴代最高の市場価値を記録したサッカー選手を特集した。
特集では、2020年に韓国代表のソン・フンミン(ロサンゼルスFC)が記録した9000万ユーロ(163億円)がアジアサッカー史で最高の金額を記録。日本からは、2023年に6000万ユーロ(108.5億円)を記録した久保建英(レアル・ソシエダ)が選出された。
その他には、リヴァプールなどでかつて活躍し現役引退後は横浜・Fマリノスで監督を務めた経歴を持つオーストラリアのハリー・キューウェル、コンサドーレ札幌や川崎フロンターレなどで活躍したタイのチャナティップ・ソングラシンなどが名を連ねている。
この特集に即反応したのが韓国メディア。
韓国紙『スポーツ朝鮮』は「『崇めよ』アジア史上、このような選手はいなかった…。“韓国最高選手”ソン・フンミン1524億ウォンという驚異的な威厳、アジア歴代1位。日本-イランと比較にならない」という見出しで大々的に報道。ソン・フンミンの功績を讃えた。
記事内では、ソンフンミンが2020年ごろにトッテナムで適応し、2019-20シーズンに10ゴール10アシストを記録したことなどを回顧。
一方で、久保建英の記録に関しては「久保の6000万ユーロは実力ではなく潜在力で高い評価を受けたときに達成した記録だ。今、有望株としての時期を終えた久保の市場価値は半分の3000万ユーロに過ぎない」と辛らつに評価した。
ソン・フンミンが“アジア史上最高のサッカー選手”であると断言している。
アジアサッカー界で度々話題となる「アジア最高の選手論争」。決着がつく日は来るのだろうか。
