スポルティングCPでベンチを温める時間が増える日本代表MF守田英正。冬の移籍市場でポルトガルを去る可能性が浮上した。

トルコメディア『Sbah Spor』は20日、同国の名門ベシクタシュが、守田を中盤の補強候補に挙げたと報じた。

同メディアによると、ベシクタシュはボランチの選手層が薄いことから、同ポジションの補強に動き出しており、守田を獲得の有力候補として見ているという。

2022年にスポルティングに加入した守田は、これまで主力選手として安定したパフォーマンスを発揮して通算130試合に出場。だが、今季は負傷の影響による欠場などでベンチで試合を見ることが増えている。

今季は公式戦14試合の出場にとどまり、未だ得点を挙げられていない。

日本代表として来年のワールドカップ出場を目指す守田は、十分な出場機会を望んでいる。

特に日本代表のボランチは、主将の遠藤航や佐野海舟、田中碧、藤田譲瑠チマらが激しいポジション争いを繰り広げている。

このような状況を踏まえて、同メディアは守田が冬の移籍市場でスポルティングを退団すると推測し、「ベシクタシュが1月に正式オファーを提示する計画を立てている」という。

トルコの首都イスタンブールを本拠地とするベシクタシュは、国内リーグ優勝16回、国内カップ戦優勝11回を誇る同国屈指の名門クラブ。

もし移籍が成立すれば、守田は2019年にベシクタシュでプレーした香川真司に次ぐクラブ史上2人目の日本人選手となる。

来年のワールドカップでの活躍が期待されるだけに、今冬の去就に注目が集まる。

筆者:江島耕太郎(編集部)

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