ワールドカップ優勝を目指したU-17日本代表の戦いは、ベスト8で終わることになった。
日本はグループステージを2勝1分の首位で突破すると、決勝トーナメントでも南アフリカと北朝鮮を撃破。
21日の準々決勝でオーストリアと対戦するも、0-1で敗れて敗退が決まった。相手を上回るシュート16本を放つも、後半4分に失点すると1点が遠かった。
日本サッカー協会は「前半から何度も相手ゴールへ迫るもなかなか得点を奪えず。後半開始早々に失点し、最後までオーストリアの守備陣を崩せず、0-1と悔しい敗戦。『FIFA U-17ワールドカップ カタール2025』の戦いは、ベスト8で終えることとなりました。最後まで、U-17日本代表への応援ありがとうございました。」とSNSで報告。
ただ、『Der Standard』によれば、U-17オーストリア代表のヘルマン・シュタートラー監督は、「これまで対戦したなかで断トツに強いチームだった。楽な勝利では決してなかった」と話していたそう。
また、キャプテンのヤコブ・ポコルニーも「これまでこんなに強いチームと対戦したことはなかったけれど、僕らは見事に守り抜いた」とコメント。
オーストリアはグループステージを3連勝(8得点、1失点)で突破すると、決勝トーナメントではチュニジア、イングランド、そして、日本相手に3試合連続無失点で準決勝に勝ち進んだ。その彼らからしても、日本は相当強かったとのこと。
今大会の日本は同じホテルに滞在したメキシコとの友情も大きな話題になったが、選手たちには今後のさらなる成長に期待したい。
筆者:井上大輔(編集部)
