2024年夏からイングランド2部ブリストル・シティでプレーする平河悠。
佐賀東高校、山梨学院大学を経て、町田ゼルビアでプロになったウィンガーだ。
2024年のパリ五輪出場後に海外でプレーを決意すると、今年6月には日本代表デビューを果たした。
スピードとハードワークを兼備した24歳はブリストルでも期待されている。
その平河は、22日のスウォンジー戦で今シーズンのリーグ初ゴールを決めた。
後半27分に投入されると、その10分後にチーム3点目の得点を奪取。味方のパスに抜け出すと、GKとの1vs1で冷静にシュートを流し込んだ。
試合もブリストルは3-0で勝利している。
『Bristol Post』は、「出場後、守備でしっかり貢献した平河は、見事なゴールを決めた。これまでそれほど多くのゴールを決めているわけではないだけに、フィニッシュには並外れた冷静さが必要だった。本当に本当に素晴らしい途中出場だった」として、平河に8点の高評価を与えていた。
また、ゲアハルト・シュトルーバー監督も「私は彼のことがスーパースーパーハッピーだ。彼はこの数か月、試合時間の多くに絡めていたわけではない。選手を投入する際には、影響をもたらしてくれることが常に重要。得点の瞬間こそが、スペシャルなものを生み出す」と讃えていた。
平河はこれがブリストルでの通算5点目。今シーズンは8月のリーグカップで得点を決めていたが、リーグでは控え起用が続いている。そのなかで結果を残したことを指揮官は讃えていたようだ。
筆者:井上大輔(編集部)
