J1の浦和レッズは24日、JFLのレイラック滋賀FCへ育成型期限付き移籍をしていたFW木原励が契約満了に伴い、今シーズン限りでチームを離れることになったと発表した。

木原は2003年6月4日生まれの22歳。大阪府枚方市出身で、セレッソ大阪U-15から京都橘高校へ進学。得点感覚に優れたストライカーとして台頭し、2年生でブレイクを果たした。

2022年に浦和でプロ入りすると、翌2023年からJ3のAC長野パルセイロへ育成型期限付き移籍。徐々に出場機会を増やし、加入2年目の2024年にはカップ戦で初ゴールも記録していたが、今季育成型期限付き移籍をしたレイラック滋賀では1試合0ゴールにとどまっていた。

以下は浦和を退団することが決まった木原のコメント。

「浦和レッズに関わる全てのみなさまへ。今シーズンをもって、契約が終了することとなりました。

浦和レッズというクラブでプロとしてのキャリアをスタートできたこと、そして高い基準を肌で感じられたことは、自分にとって本当に大きなものです。

『今シーズンこそは』という強い思いを持って滋賀に行きましたが、手術もあり、シーズンの多くをリハビリに費やすことになりました。チャンスをいただきながらも結果で応えることができず、本当に悔しい気持ちでいっぱいです。

たくさんの期待と応援をしてくださったみなさまには、感謝の気持ちでいっぱいです。その声に応えられなかった事実を真摯に受け止め、J1の舞台でプレーするために、必ず這い上がります。

これからも変わらず応援をしていただけたらうれしいです。本当にありがとうございました」

木原は昨年のリーグ最終節で足首を痛め、最終的に今年7月に手術を敢行。そこから試合復帰を果たせず、退団が決まった形となる。

怪我に泣かされた1年だったが、プロの世界で揉まれて一回り大きくなった身長180cmのFWに対する需要は高いはず。今後の動向に注目したい。

筆者:奥崎覚(編集部)

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