2026年ワールドカップの予選を世界最速で突破した日本代表。
11月20日に発表されたFIFAランキングは18位で、ワールドカップのグループステージ抽選に向けた組み分けではポット2に入った。2022年大会ではポット3だったため、カテゴリーをひとつ上げた形になる。
そうしたなか、『ESPN Deportes』は、日本代表をこのように分析していた。
「・2026年ワールドカップの目標
前回大会はベスト16に進出し、ハイレベルなサッカーを見せた日本は、期待値を引き上げた。継続的な成長により、今大会でも同等以上のパフォーマンスを夢見ることができる立場にある。
・代表メンバー
世界のトップリーグで確固たる地位を確立した選手たちを擁する日本代表は、どんな相手ともやり合える非常に強固な基盤がある。アジアの強豪として定着しているだけでなく、近年ではあらゆるポジションにおける強さで、世界の最強チームさえも苦しませることを証明した。
・監督
2018年ワールドカップ終了後に就任した森保一監督は、スター選手たちを率いて、世界中で尊敬される団結力のあるチームへと変貌させた。
・プレースタイル
並外れたテクニックと持ち前のダイナミズムを武器に、ボールポゼッションとハイプレスを駆使し、相手チームが後方からプレーを展開するのを阻む。また、2022年ワールドカップでドイツとスペイン相手に不利な前評判を覆したことからもわかるように、重要かつ伝染性の高い闘志を持っている」
2022年大会の日本代表はグループステージでドイツとスペインを撃破して首位通過したものの、決勝トーナメント1回戦でクロアチアに敗れた。今大会はそれ以上の結果も期待できると高く評価しているようだ。
また、豆知識として、「世界が日本とサッカーを結びつけるきっかけは意外な形で生まれた。ラテンアメリカでも人気を博した漫画シリーズ『キャプテン翼』だ」とも伝えていた(ESPN Deportesは、アメリカ在住のヒスパニック系コミュニティ向け)。
筆者:井上大輔(編集部)
