イングランド・プレミアリーグのチェルシーは26日、スペインの名門FCバルセロナとUEFAチャンピオンズリーグで対戦。3-0で勝利した。
試合はチェルシー側ホームのスタンフォードブリッジで実施され、イギリス国内でも注目度の高い一戦となった。そうした状況で、イギリス国内ではある「ほっこり動画」が話題となっている。
Anyone call for a fox in the box? ��
— Amazon Prime Video Sport (@primevideosport) November 25, 2025
There's a fox loose at Stamford Bridge ahead of Chelsea v Barcelona! � pic.twitter.com/PrXMBiRXcU
試合前、観客の入場こそ始まってないものの、既にチームスタッフや報道陣が沢山出入りするスタンフォードブリッジに侵入したのは、かわいらしい“キツネ”。
イギリス紙『Daily Mail』によると、スタジアムの警備員はキツネを追い払うことなく注意深く見守り、その甲斐あってかキツネは試合開始前には姿を消したようだ。
同紙はこの出来事について「チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が前線のボックス内に伝統的なフォックス(編集部注:ボックスストライカー)を配置しないことを選択し、ウィンガーのペドロ・ネトに前線を率いる役割を委ねた夜、最終的に注目を集めたのはスタンドのフォックスだった」と、試合内容と交えて、紹介している。
チェルシーの本拠地であるスタンフォードブリッジは、ロンドンのハマースミス・アンド・フラム・ロンドン特別区に位置する。
同地域は、先日大相撲ロンドン公演が実施されたイギリス最高峰の高級住宅街ケンジントンに隣接し、大規模な公園などがあることから、ロンドン中心部の中では比較的自然が多い地域として知られている。
今回の「キツネ騒動」は、高級住宅街が多いエリアをホームタウンとするチェルシーだからこそ、起きたハプニングと言えるかもしれない。
筆者:田原隆夫(編集部)
