今夏、川崎フロンターレからプレミアリーグの強豪トッテナムへ移籍した日本代表DF高井幸大。

加入した当初から負傷離脱を強いられ、未だに新天地でピッチに経つことができていない。

同選手は足底筋膜炎(足底腱膜炎)でプレシーズンを欠場すると、10月に大腿四頭筋を痛めて再離脱となった。

だが、トッテナムを率いるトーマス・フランク監督は22日、負傷離脱中のDFについて問われ、「ラドゥ・ドラグシンについてはかなり満足している。幸大とベン・デイヴィスも今日、チームとともにトレーニングを行った。これもポジティブだ」と、高井のチーム練習への復帰を明かした。

25日に行われたPSGとのUEFAチャンピオンズリーグの試合でのメンバー入りは叶わなかったが、21歳の若き日本代表DFの欧州デビューに期待が集まっている。

そうした中、イギリスメディア『Evening Standard』は24日、高井の新天地デビューを「12月」と報じた。

これを受けてトッテナムのファン向けニュースサイト『The Spurs Web』も「(高井の)復帰が差し迫っている可能性がある。センターバックの復帰は12月になるだろう」と見通している。

報道通りであれば、来月2日のニューカッスル戦以降に新天地デビューを飾る可能性が高い。

トッテナムは12月に7試合の公式戦を消化しなければならず、過密日程の中で上手くローテーションしていく必要がある。高井が万全な状態に戻れば、チャンスがめぐってくるはずだ。

来年北米で開催されるワールドカップに臨む日本代表メンバーに入るために、所属クラブで存在感を示したい高井。今後のプレミアリーグでの活躍に期待したい。

筆者:江島耕太郎(編集部)

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