リヴァプールの守備陣再建のカギを握るのは、日本代表のキャプテンかもしれない。

英国メディア『Rousing The Kop』は25日、解任が噂されるリヴァプールのアルネ・スロット監督の後任に、クラブのレジェンドで、現在はレアル・マドリーを率いるシャビ・アロンソ監督が候補に挙がっていると報道。

同メディアは、「シャビ・アロンソは遠藤を愛するだろう」と表現し、もしアロンソ監督がリヴァプールの新指揮官に就任した場合は、日本代表MF遠藤航をレギュラーとして起用する可能性が高いと伝えた。

今季遠藤は、プレミアリーグでわずか36分の出場にとどまっている。

カラバオカップのサウサンプトン戦に出場した際は、クラブのOBスティーブン・ウォーノック氏から「スーパーだ!」と称賛されるなど、その守備力の高さは明らかだ。

しかし、スロット監督就任以降はオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフが優先され、不安定な守備が続く中でも遠藤は試合から遠ざかっている。

同メディアは、アロンソ監督がレヴァークーゼンやレアル・マドリーで堅固な守備をチームの強みに変える手腕を発揮してきた人物だと紹介。

守備の安定性や規律を重視する同監督の下では、遠藤の持ち味である守備力が最大限に生かされると見ている。

昨季は、遠藤が先発した試合は失点率が0.73点に抑えられている一方、先発外では1.11に悪化するなど、守備面での影響力は統計でも証明されている。

アロンソ監督がアンフィールドに戻れば、リヴァプールの守備の立て直しだけでなく、出場機会に恵まれない遠藤にとっても大きな転機となる。

同メディアは、「アロンソ監督は、レアルでの状況次第ではリヴァプール行きに前向きだ」と報じており、クラブのレジェンドの帰還に期待を寄せている。

スペインの若き名将の去就が、日本代表キャプテンのキャリアに大きな影響を与えることになるのか。今後の動きに目が離せない。

筆者:江島耕太郎(編集部)

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