9月に行われたプレミアリーグの試合で足首を負傷して以来、長く離脱している日本代表MF三笘薫。
以前はインターナショナルマッチウィーク明けに復帰の可能性があると言われたが、まだピッチに戻れていない。
『Sussex World』によれば、現在三笘は復帰に近づいているとのことで、クリスマス前にはピッチに戻れる状況であるそう。
三笘が所属しているブライトンのファビアン・ヒルツェラー監督は、今週末のノッティンガム・フォレスト戦を前にした記者会見で以下のように話していたという。
「チームにとっていいニュースがある。先週末に出場可能だった選手は、全員今回もプレーできる。これはいい知らせだね。
負傷した選手の代わりを務められる者は常に存在する。チームは大きなポテンシャルを秘めているし、傑出したプレーヤー、試合の流れを変える存在、勝利をもたらすヒーローが必ずいるはずだ。
薫は昨シーズン、我々を本当に助けてくれる選手の1人であることを証明した。彼が早く復帰してくれることを心から願っている。
ただその一方で、彼がいなくてもチームは強いことは分かっている。そのかわりとなる別の選手を起用するだけだ。今のチームには大きな信頼を寄せているんだ」
三笘が離脱している間、左サイドのポジションにはディエゴ・ゴメスが主に起用されているほか、トム・ワトソンやフェルディ・カドゥオールも使われたことがある。
とはいえ、三笘の復帰はブライトンにとって待ち望まれているものの一つ。12月13日のリヴァプール戦、20日のサンダーランド戦あたりで戦列に戻ることができれば、日本代表チームにとっても非常に大きなものになりそうだ。
筆者:石井彰(編集部)
