現在サウジアラビアのアル・ナスルでプレーしているポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、総合格闘技の業界に投資を行ったとのこと。
『The SUN』によれば、ロナウドが今回経営に参画したのは、スペインで総合格闘技を展開している団体「WOWfc」であるという。
「WOWfc」はUFCライト級チャンピオンのイリア・トプリアが経営に参加している団体で、ケージの中でファイターが1対1で戦うルールで試合が開催されている。
ロナウドは総合格闘技業界への参入にあわせて「大きなニュースを共有できることを嬉しく思う。私はWOWfcの株主になる。我々が共有するのは、心から信じる価値観…決意、敬意、規律、反発力、そして成長への絶え間ない欲求だ。
WOWfcはユニークで力強いものを築いており、私はこのプロジェクトに参加してスポーツを強化し、次世代にインスピレーションを与えるためのお手伝いができることを誇りに思う」とコメントした。
WOWfcは2019年に創設され、それから急成長を遂げてきたイベント。スペインでは来場者数が増加し続けており、1回のショーで5000人以上の観客を集めているという。
11月28日にはバスク地方のビトーリアにあるフェルナンド・ブエサ・アレナで「WOW 24」が開催される予定となっており、プロの6試合とアマチュアの4試合が行われる。
なお、団体側はこのクリスティアーノ・ロナウドの参加を受けてヨーロッパ各国や南米、中東へと進出することを狙っているという。
クリスティアーノ・ロナウドはサッカー選手としてプレーする傍らで数多くのサイドビジネスを手掛けており、アパレル、ホテル、スポーツジムなどに続く他業種への進出となった。
筆者:石井彰(編集部)
