水戸ホーリーホックが悲願のJ1初昇格を決めた。
水戸は29日にホームで行われたJ2最終戦で大分トリニータに2-0で勝利。V・ファーレン長崎と勝点70で並んだが、得失点差で上回り、初のJ2優勝と昇格を勝ち取った。
1994年創設の水戸は、2000年のJ2参戦以来、「昇格も降格も経験したことがないクラブ」として知られてきたが、後に日本代表になる選手たちを覚醒させてきたチームでもある。
そのひとりが日本代表FW前田大然だ。

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前田は松本山雅でプロになると、2017年にレンタル移籍した水戸で13ゴールとブレイク。その後のステップアップへの足掛かりを作った。
現在、セルティックでプレーする前田は、古巣水戸のJ1昇格に反応。Xにこう投稿していた。
「優勝、昇格おめでとうございます!一体感があるチームはそりゃ強いよ!
プレッシャーのある中、本当に素晴らしい試合でした!ここからがスタート!引き続き応援しています!」
水戸によれば、最終戦では10,743人というクラブ史上ホーム最多入場者も記録したそう。
筆者:井上大輔(編集部)
