オランダ1部のNECでプレーする日本代表FW小川航基は、身長186cmを誇る28歳の本格化ストライカーだ。
桐光学園高校からジュビロ磐田に入団すると水戸ホーリーホック、横浜FCを経て、2023年から海外でプレーしてきた。
佐野航大、塩貝健人も所属するNECは、現在3位と好調。ここまで14試合でリーグ2位となる36得点を奪っている。
小川も6ゴールを記録しており、先月29日に行われた第14節スパルタ戦では2ゴールを叩き出した。
そうしたなか、オランダ紙『De Telegraaf』は、第14節の週間ベストイレブンに小川を選出。
「小川は2ゴールの活躍を見せた。美しい攻撃の終着点となり、ファーにボールを流し込んだ。さらに、PKも決めて得点につなげた。
どちらもストライカー的なゴールだったが、それが重要なのだ。ストライカーというのは、試合を通して目立たなくても、決定的な瞬間に存在感を発揮できればいい。
小川は決して目立たなかったわけではないし、ボールプレーの技術も高い」
小川はストライカーながら、チームプレーへの関与も評価されているようだ。
NECはカップ戦を含めて、年内に4試合を戦う。
筆者:井上大輔(編集部)
