今夏にJ1の川崎フロンターレからイングランドの名門トッテナムへ移籍した日本代表DF高井幸大。
身長192cmの長身ながら、足元にも優れる21歳の大型ディフェンダーだ。2024年9月に20歳と1日で代表デビューを飾ると、逸材として期待を集めてきた。
トッテナムは彼を獲得するためにJリーグ史上最高額となる500万ポンド(約10.3億円)の移籍金を支払ったとされている。
ただ、高井は新天地でまだデビューできていなかった。足底筋膜炎(足底腱膜炎)でプレシーズンを欠場すると、その後に大腿四頭筋を痛めてしまったためだ。
その高井は復帰に近づいていたが、2日にトッテナム公式サイトはこう伝えた。
「高井は火曜午後に行われたダゲナム(6部)とのU-21親善試合で初めてスパーズのユニフォームを着てプレーした。
21歳の日本代表DFである幸大は、夏にJ1川崎フロンターレからスパーズに加入したが、足底筋膜炎とその後の大腿部の故障のために残念ながら離脱が続いていた。
懸命にリハビリに取り組んだ後、U-21で有益な初出場を果たした。出場時間は慎重に管理され、幸大は前半をプレーした」
公式SNSにも、高井が白のユニフォームをまとってプレーする姿が投稿されている。
トッテナムは年内に6試合を戦う。高井がトッテナムのトップチームでいつデビューするのか注目される。
筆者:井上大輔(編集部)
