悲願のJ1初昇格を成し遂げた水戸ホーリーホック。

勝てば昇格が決まる今季J2最終節では、大分トリニータを相手にホームで2-0の勝利を収め、サッカー文化が根付き始めた水戸の街に“初めての歓喜”をもたらした。

2000年にJリーグへ参入して以降、26シーズンJ2の舞台を戦い続けてきた水戸。多くの期間は下位に位置し、シーズン途中に濱崎芳己監督が解任された昨季も15位に終わっていた。

迎えた今季、就任2年目の森直樹監督のもとで手にした「J1昇格」。これまでクラブの歴史に携わってきたすべての人にとって、夢が結実した瞬間だったに違いない。

その一人、2016年から2017年にかけて水戸に選手として在籍した元Jリーガー、佐藤和樹氏がSNSにて昇格にまつわるエピソードを紹介している。

2024年に現役を引退し、現在は今夏の参議院議員選挙で神奈川選挙区から初当選した自民党参議院議員、脇雅昭氏の秘書を務めている32歳の佐藤氏。昇格が決まった直後にはこんなことがあったそう。

「J2優勝&J1昇格が決まって、興奮冷めやらぬ中、水戸ホーリーホックOBグループLINEに幸司さんが送ってくれた『苦しい時代に歯を食いしばり闘ってきてくれたみんなが繋いでくれて今があります。』の言葉に何か少し報われた選手は多かったはず。僕もその1人です。

水戸ホーリーホックに関わる全ての皆様、本当におめでとうございます!!」

「幸司さん」とはもちろん、1999年から2024年まで、26年間水戸ホーリーホックでプレーした本間幸司氏のこと。

今季からクラブ・リレーション・オーガナイザーを務める48歳は、OBグループのLINEで感謝の想いを綴っていたとのことで、佐藤氏も感じるものが大きかったようだ。

筆者:奥崎覚(編集部)

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