イングランドのリーズでプレーする日本代表MF田中碧。

昨シーズンは2部リーグ優勝に貢献し、リーグベストイレブンに選ばれるほどの活躍を見せた。

ただ、世界最高峰のプレミアリーグに昇格した今シーズンは、怪我もあり、苦戦を余儀なくされていた。

そうしたなか、3日に行われた強豪チェルシー戦で待望のプレミアリーグ初ゴールを決めた。

画像: All The Angles as Leeds United hit three past Chelsea! www.youtube.com

All The Angles as Leeds United hit three past Chelsea!

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ゴール前に振り向きざまに放った弾丸シュートでゴールネットを揺らす圧巻の一撃は、現地でも話題になっている。

そうしたなか、かつてプレミアリーグで活躍したトロイ・ディーニーは、『BBC』でプレミアリーグの週間ベストイレブンを選出。田中も11人に名を連ねていた。

「(アーセナルMF)デクラン・ライスや(チェルシーMF)モイセス・カイセドが素晴らしかったせいで、彼は今シーズン3回ほど選ばれるのを逃していた。

いまや彼はゴールを決めて、リーズはチェルシーを撃破。誰もが彼の持つ高いエネルギーとプレッシング、したたかさを目の当たりにした。

彼はまるでプレミアリーグで10年やってきたかのようにプレーしている。ファウルをするタイミングやエネルギーを使って相手を抜くタイミングなど微妙なニュアンスを心得ている」

27歳の田中が欧州トップリーグでプレーするのは今シーズンが初めて。自身も厳しさを認める発言をしているが、ディーニーはかなり高く評価しているようだ。

リーズはチェルシーを3-1で撃破して、連敗を4でストップ。ダニエル・ファルケ監督はチェルシー戦を含めた次の2試合で最低でも1勝しなければ解任されるとされていたが、田中は指揮官を救うこともになった。

筆者:井上大輔(編集部)

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