日本代表は2026年ワールドカップのグループステージでオランダ、チュニジア、欧州予選プレーオフB(ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニア)の勝者と対戦することになった。
FIFAランキングはオランダ7位、日本18位、チュニジア40位。そして、ウクライナ28位、スウェーデン43位、ポーランド31位、アルバニア63位。
日本が入ったグループFは、FIFAランキングを基にすると一番厳しい『死のグループ』になったという評価もある。
一方、韓国はグループAに入り、メキシコ、南アフリカ、そして、欧州予選プレーオフDの勝者(チェコ、デンマーク、北マケドニア、アイルランド)と戦うことになった。
FIFAランクはメキシコ15位、韓国22位、南アフリカ61位。そして、チェコ44位、デンマーク21位、北マケドニア65位、アイルランド59位。
そうしたなか、韓国紙『mk.co.kr(毎日経済新聞)』は、こう伝えていた。
「ワールドカップのグループを韓国と交換したい…『死のグループ』に入った日本、またも落胆。
2026年ワールドカップの組み分けが確定すると、韓国と日本のサッカーファンの喜びと悲しみが交錯した。
韓国国内はグループリーグ突破が非常に楽な『史上最高に楽なグループ』として笑顔になった。
一方、日本はオランダなど欧州2チームと対戦することになり、『死のグループ』に属したという評価で泣き顔だ。
ただ、日本は前回の2022年ワールドカップでスペイン、ドイツと同じ組に入ったものの、グループリーグを突破した『経験』がある。
最高の成績を残すには欧州チームとあまり当たらない方が有利だが、日本はすでに欧州チームとの2試合が予定されている。
これにより日本のサッカーファンは『韓国とグループを交換したい』、『韓国が入ったグループAに日本がいれば1位突破も可能だっただろう』などの反応を見せている」
2022年大会の日本は、ドイツ、スペイン、コスタリカという『死のグループ』を2勝1敗の首位で突破した。一方、韓国はポルトガル、ウルグアイ、ガーナと同組になり、1勝1分1敗の2位で突破。
日韓両国はその後、決勝トーナメント1回戦でそれぞれクロアチア、ブラジルに敗れて敗退となった。
筆者:井上大輔(編集部)

