日本のJリーグと韓国のKリーグはともに今季レギュラーシーズンを終えたが、アジア最強クラブを決めるAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)の戦いは続いている。

今季J1で6位となった町田ゼルビアは、9日にホームで行われたACLE第6節の蔚山戦に3-1で勝利した。前半21分までに2点を奪うなど試合を優位に進め、勝点3を手にしている。

蔚山は昨シーズンの韓国王者だが、今シーズンは深刻な危機に陥り、12チーム中9位でなんとか1部リーグに残留した(10位なら昇降格プレーオフ行きだった)。

『SPORTAL KOREA』によれば、蔚山のノ・サンレ暫定監督は、試合後にこう話していたそう。

「前半はなんとか時間を引き延ばしながら、交代策で勝負に出ようと思ったが、早い時間帯での失点で追いつくのに苦労した。

町田を祝福する。相手は予想通り組織的でバランスもよかった。メンタル面もチャレンジ精神も素晴らしかった。

個人的にファンには申し訳ない。力不足ながら、難しい状況の中でチームを引き受け、どうにかしようとした。シーズンを通じて怪我人が多かった、特に攻撃陣に。それでも最後まで最善を尽くしてくれた。難しい状況での彼ら(選手たち)の忍耐力に感謝している」

蔚山は、8月に前インドネシア代表監督のシン・テヨンを新指揮官に招聘するも、2勝4分4敗と低迷したためわずか65日で解任。その後はノ・サンレが暫定的に指揮を執っていた。

筆者:井上大輔(編集部)

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