欧州最高峰のトーナメントであるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)。
日本代表MF南野拓実が所属するASモナコは、9日に行われたCL第6節ガラタサライ戦に1-0で勝利した。
南野が獲得したPKはデニス・ザカリアが失敗してしまったものの、フォラリン・バログンの決勝点で勝点3を手にしている。
南野は相手選手との接触で胸部付近を痛めると後半30分に交代したが、CLのプレイヤーオブザマッチに選出された。


UEFAのテクニカルオブザーバーグループは「南野はチームのチャンスにほぼすべて関与し、決定的なパスや賢い走り込み、相手の背後でのパスレシーブを披露。さらに、彼の闘志がチームの攻撃強度を支えていた」とその活躍を称賛。
また、仏紙『Maxifoot』も「前線にもっと決定力のある味方がいれば、この日本人選手は最低でも3アシストを記録していたはずだ。ただ、チームメイトたちは彼の完璧なパスをミスしてしまった。それでも彼は落胆せずにPKを勝ち取ったが、それも味方が失敗。いずれにしろ、素晴らしいパフォーマンスだった」として、南野をマンオブザマッチに選んでいた。
南野は試合後にプレイヤーオブザマッチの記念品を受け取っており、幸いにも大事には至らなかったようだ。
Taki Minamino est élu
— AS Monaco (@AS_Monaco) December 9, 2025
1️⃣-0️⃣ #ASMGS pic.twitter.com/ldQLk7QFyN
その南野は「次の2試合は非常に強い相手(ユヴェントスとレアル・マドリー)。ただ、いまはもう一度リーグ戦に集中する必要がある。正しい方向に進めることを願う」と語っていた。
モナコはリーグアン7位と低調気味で、ユーヴェとレアル戦は来年1月に行われるため、それまではリーグ戦に注力したいようだ。
筆者:井上大輔(編集部)
