今年9月~10月に行われたU-20ワールドカップ。

出場したU-20日本代表のなかで印象を残したひとりが、市原吏音だ。

彼はRB大宮アルディージャに所属する20歳のディフェンダー。187cmの長身ながら、開催国チリ相手にパネンカPKを決める度胸と技術も兼ね備えている。

また、U-20代表ではキャプテンを務め、大宮でも18歳時点で副キャプテンに指名されるなど、キャプテンシーも持ち合わせている。

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そうしたなか、テレビ朝日系列の『ラブ!!Jリーグ』は、ロス五輪注目のJリーガーとして、市原を特集。

市原は「いい選手は絶対にヘディング負けないので。空中戦は簡単には負けられない。(言わされた感があったが)ロス世代で一番キャプテンシーがあるのは俺だ!」と語っていた。

高校時代は体育祭の応援団長、小学校でも運動会の応援団長を務めてきたそうで、「基本、遊ぶときは自分が集めていた記憶はありますね、幹事的なのはやってたかなと。めちゃくちゃ鬼ごっこしていて、20人とかで大きい公園で走ってましたね。大人数のなかで発言することは昔から得意だったかなと思います。リーダー、めっちゃやってますね。リーダーとかやるの好きなんですよ!」と語っていた。

そんな市原はイケメンとしても知られるが、勉強もできる文武両道の秀才選手だったようだ。

自ら公開した高校3年時の通知表では、一学期の成績がクラス38人中1位。さらに、学年全体308人中でも1位!平均評定4.8という高成績だった。

本人も「ちょっと勉強はできた(笑)」と自負していたが、「まったくモテてなかったですね、なんでなんですかね、悔しいっすね。本当に。聞いてほしいです、誰かに」と女子人気説は否定。

スタジオでその様子を見ていたお笑いコンビ「霜降り明星」のせいやさんは「さわやかやなぁ、人気者や、こりゃ。まさにキャプテン。モテてなかったって言うのが、すごい好感度が上がった」とコメント。

一方、テレビ朝日の三谷紬アナウンサーは「モテただろうなぁ。絶対モテましたよ。モテてたとしても、(それを)言わない大人の対応が素敵だなと思いました」と話していた。

その市原が所属する大宮は今シーズンのJ2で6位となったが、J1昇格をかけたジェフユナイテッド千葉とのプレーオフ準決勝で、3点差をひっくり返されてまさかの敗退。

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キャプテンマークを巻いた市原は涙を見せており、「ここまで信じてついてきてくれてありがとうございました。そして申し訳ありません」とファン・サポーターへの謝意を表していた。

筆者:井上大輔(編集部)

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