今季のJ1で3位に入り、躍進のシーズンとなった京都サンガF.C.。

同クラブは10日、クラブ公式発表を通じて、トップチームおよびアカデミーに所属する3選手が、イングランド・プレミアリーグのAFCボーンマスの練習に参加すると明らかにした。

ボーンマスへの派遣が発表されたのは、トップチーム所属のFW平賀大空、アカデミーU-18所属のDF児玉一成、MF松本瑛太の3選手。現地でのトレーニング期間は12月11日から22日までを予定している。

京都は2024年10月、育成年代の強化や指導者育成、スタッフ間の人的交流を目的としたパートナーシップをボーンマスと締結。今回の派遣は、その協力関係が具体的な形で動き始めた象徴的な取り組みとなる。

選手たちはプレミアリーグの環境下でトップレベルのトレーニングに参加し、スピード、フィジカル、判断力といった世界基準のプレーの感覚を肌で学ぶ機会を得る。特にボーンマスは若手育成に定評のあるクラブとして知られており、今回の短期参加は京都の選手たちにとって貴重な経験となりそうだ。

京都サンガは今後も継続的に若手選手の海外派遣や指導者交流を進める方針で、クラブの育成強化において新たなフェーズに入った形だ。今回の挑戦が参加選手の成長、ひいてはクラブ全体の底上げにつながることが期待される。

筆者:江島耕太郎(編集部)

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