日本サッカー協会(JFA)は12日、日本代表がイングランド代表と3月に国際親善試合を行うと発表した。
日本のワールドカップイヤーに向けた重要な強化試合として注目が集まっている。
英国メディア『BBC』によると、イングランドは3月27日にウルグアイ代表、31日に日本とウェンブリーで対戦する。
この2試合は、トーマス・トゥヘル監督がワールドカップの最終メンバーを選ぶ前、最後のテストマッチになると見込まれている。
一方、日本は2026年大会のアジア最終予選を突破し、8大会連続8度目のW杯出場を決めた。
今月6日に行われた組み合わせ抽選で、森保一監督率いる日本はオランダ、チュニジア、欧州プレーオフパスB勝者と同居するグループFに入っている。本大会に向けて欧州の強豪との実戦経験を積める今回の一戦は、貴重な強化の機会となりそうだ。
トゥヘル監督は「FIFAランキング20位以内のチームと対戦したかっただけでなく、欧州以外の国との試合で、自分たちを試すことも望んでいました」とコメント。
FIFAランキング16位のウルグアイ、18位の日本との対戦は、その意図を反映したものだという。両国とも2026年W杯出場権をすでに獲得しており、互いに本大会を見据えた重要なテストになる。
イングランドはW杯本大会でクロアチア、ガーナ、パナマと同じグループLに入っており、アメリカで全3試合を戦う予定。
日本にとっても本番直前のイングランドとぶつかることで、現在地を測る絶好の場となるだろう。
ワールドカップ優勝を目標に掲げている日本。優勝候補の強豪国に勝利し、本大会に向けて自信を高めたい。
筆者:江島耕太郎(編集部)
