2022年2月から続いているロシアのウクライナに対する軍事侵攻。

それを受けて国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)は、ロシアチームを主催大会から除外するなど制裁処分を科している。

そうしたなか、国際オリンピック委員会(IOC)は、ロシアとベラルーシのユース選手が国際大会で再び自国を代表して競技に参加できるべきとの勧告を出した。

ベラルーシもロシアによるウクライナ侵攻後にIOCから出場停止処分を受けていた。

『BBC』によれば、これは、スポーツ仲裁裁判所が出場停止処分を覆し、ロシアとベラルーシの選手9人が2026年冬季オリンピック予選に中立選手として出場を許可されたことを受けたものだそう。

ただ、『RTE』によると、UEFAがロシアに対する姿勢を変える可能性は低いという。

ロシアはFIFAとUEFAに復帰できる可能性があるものの、関係者は、政治状況が未解決のままなら、多くの国がロシアとの対戦を拒否するか、あるいは入国さえ拒否するだろうと指摘したとのこと。

欧州サッカー界では、ユースレベルでもロシア復帰の実現可能性について懐疑的な見方が残っているという。

現時点で、政治的解決がない状態では、サッカーロシア代表が国際大会に復帰できる可能性は低いようだ。

筆者:井上大輔(編集部)

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