レアル・ソシエダで4シーズン目を迎えた日本代表MF久保建英。
今夏のプレシーズン中には、昨シーズン11位に終わったチームに補強の必要性を訴える発言をしたが、今シーズンもチームは低迷している。
13日のジローナ戦に敗れ、開幕から16試合で4勝4分8敗の15位。翌日にはセルヒオ・フランシスコ監督の解任が発表された。
そうしたなか、『AS』は、「不十分なプラン、バランスの取れていないチーム構成、高額補強選手の不振、経験不足、そして怪我人が監督解任につながった要因」と指摘していた。
「チーム構成に関しては、攻守両方で弱点が露呈。その一方、MFは9人もいるため、出場機会がない選手も多い。
攻撃陣は(負傷した)ミケル・オヤルサバルがいないと中心になる選手がいない。
(中略)久保は、おそらく最も顕著な調子の低下が見られる選手だろう」
ソシエダは16試合で20得点。そのなかで、久保は開幕戦でゴールを決めたものの、それ以降は得点がない。
本来の実力からすれば、もっと活躍するべきという期待の裏返しの指摘ともいえるかもしれない。
ソシエダはあと2試合で2025年の戦いを終える。
筆者:井上大輔(編集部)
