14日にオーストラリアのボンダイ・ビーチでショッキングな銃撃事件が起きた。

『BBC』や『Guardian』などによれば、2人の銃撃犯が銃を乱射し、15人が死亡、42人が負傷する惨事となったという。

犠牲者の年齢は10歳から87歳までと幅広く、35人が死亡した1996年の銃乱射事件以降、オーストラリアで最悪の死者数を出す事件になったとのこと。

J1の町田ゼルビアに所属するオーストラリア代表FWミッチェル・デュークは、シーズンを終えて帰国していたようで、「ボンダイでの出来事が判明するのを聞いて胸が張り裂けそう。この世界がどうなろうとしているのか信じられない!みんな無事でいてほしい、被害を受けたすべての人達を思っている」とのメッセージをSNSに投稿していた。

オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は、この銃撃事件は「純粋な悪行、反ユダヤ主義的行為、テロ行為である」と述べたという。

また、イスラエルメディアも、同国外務省からの発表として、イスラエル国民1人が死亡したと伝えたそう。

50歳と24歳の親子が銃撃犯と特定され、銃器所持許可証を持っていたという父親は警察が射殺、息子は重傷を負って病院に搬送された。

ネット上では、ある男性が銃撃犯のひとりに後ろから掴みかかって銃を奪う映像も拡散されている。

ボンダイがあるニューサウスウェールズ州の首相が「真の英雄」と称えたその男性は、2人の子どもを持つ父親だそうで、手と腕の銃創の手術を受けたという。

筆者:井上大輔(編集部)

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