多くの日本人選手がプレーするベルギー1部リーグ。

GK野澤大志ブランドンとDF綱島悠斗が所属するアントワープは、14日にMF伊藤敦樹が所属するヘントと対戦し、2-0の勝利を収めた。

この試合であった珍しいアクシデントが話題になっている。

前半17分、野澤が蹴ったボールが味方FWフィンセント・ヤンセンの後頭部を直撃したのだ。

至近距離から強い衝撃を受けたヤンセンは思わずその場に倒れ込んでいた。アントワープのキャプテンである31歳のヤンセンは、2022年ワールドカップにも出場した元オランダ代表FW。

現地紙は「これは絶対痛い。野澤が蹴った強烈なボールがヤンセンの後頭部を直撃。屈強な熊でも堪えることがある。オランダ人FWは回復するために少しの休まなければならなかった、最終的に戦いを再開することができた」、「サッカー選手はしばしば相手チームの犠牲者になるが、ヤンセンはチームメイトの犠牲者になった。回復には時間を要したが、幸いにも頭痛だけで済み、怪我はなかった」などとこのシーンについて伝えていた。

あわや脳震盪の可能性もあったヤンセンだが、この後もプレーを続けて、フル出場。

一方、野澤は後半からベンチに下がったが、クラブによれば、負傷による交代だったそう。

22歳の野澤は、身長193cmの大型GK。 FC東京でプロになると、今シーズンからベルギーでプレーしている。日本代表招集経験はあるが、まだ代表戦のピッチに立ったことはない。

筆者:井上大輔(編集部)

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