ジョーイ・バートン vs ウスマヌ・ダボ(2007年:マンチェスター・シティ)

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稀代のワルとして知られたバートン。劣悪な環境で育ったこともあり、素行の悪さは尋常ではなかった。
練習中の乱闘でダボに網膜剥離の怪我を負わせる衝撃的な事件を起こす。この件は裁判になり、彼は有罪判決も受けた。ただ、後年のインタビューで攻撃はダボから仕掛けてきたものだったと主張している。
「やられたらやり返す。自分はストリートで育った。喧嘩になったらルールはない。俺はモンスターじゃないし、戦いも好きじゃない。だが、人は自分で自分を守る。問題は俺が3回殴ったこと。だが、やってきたのはあっちだ」。
オグチ・オニェウ vs ズラタン・イブラヒモヴィッチ(2010年:ミラン)

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ともに195cmと超巨漢同士の闘いは練習中に勃発。
イブラが自伝で明かしたところによれば、険悪な雰囲気になった際に自らの「最悪タックル」をきっかけにバトルに発展したとか。
2人とも巨人のような体躯をしていることもあり、チームメイトやスタッフ総出で引き剥がすほど壮絶なものだったそう。
この他、イブラヒモヴィッチはあのガットゥーゾを(遊びで)ゴミ箱に放り込んだほか、アヤックス時代にはミドにハサミを投げつけられる(当たってはいない)など数々の武勇伝を持つ。
筆者:井上大輔(編集部)
