J3の鹿児島ユナイテッドFCは17日、DF岡崎慎が2025シーズン限りで現役を引退することになったと発表した。
岡崎は1998年10月10日生まれの27歳。FC東京のアカデミーで育ち、2016年には高校3年生ながらU-23チームの一員としてJ3で29試合に出場した。
2017年にトップ昇格すると、岡崎慎司と似た名前を持つ東京五輪世代のDFとして注目を集め、森保一監督率いる世代別日本代表でアジア競技大会(準優勝)やトゥーロン国際大会(準優勝)などを経験。
しかし、プロ入り後のJリーグではなかなか出場機会を増やせず。2023年にはFC東京を離れ、ロアッソ熊本、FC岐阜、そして鹿児島と渡り歩いていた。以下は岡崎のコメント。
「今シーズンを持ってプロサッカー選手を引退することに決めました。
理由は自分のプレーに満足できなくなったからです。
約9年間のサッカー選手としての生活はとても刺激的で常に良い経験ができました。FC東京、清水エスパルス、ロアッソ熊本、FC岐阜、鹿児島ユナイテッドFCという素晴らしいチームに迎え入れていただき幸せな時間を過ごす事ができました。
自分のプレーでチームに恩返しが全くできず悔しい思いもたくさんしましたが、それでも後押ししてくれるファンサポーター、少しでも自分を良い方向に成長させようとしてくれた監督、コーチをはじめとしたチーム関係者、特にどのチームでもお世話になったメディカルスタッフの方々。
全ての方々のおかげでここまでサッカー選手としてボールを蹴り続ける事ができました、本当に感謝してもしきれないです。ありがとうございました!
これからの自分の人生でお世話になった方々にお返しが少しでもできるようサッカーを辞めても一生懸命努力し続けます。
最高のサッカー選手人生でした!!今まで本当にありがとうございました!!」
岡崎は今季、J3で16試合1ゴール。センターバックとして12試合に先発していたが、シーズン終了後に大きな決断をすることになった。
筆者:奥崎覚(編集部)
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