バイエルンに所属する日本女子代表MF谷川萌々子が強烈な存在感を示した。

現地17日にホームで行なわれたUEFA女子チャンピオンズリーグ(女子CL)リーグフェーズ第6節ヴォレレンガ戦で、谷川は試合開始早々にスコアを動かし、3-0の快勝に大きく貢献。この試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)にも選出された。

谷川は前半2分、右サイドからの崩しに鋭く反応。味方が折り返したボールをゴール前で受けると、ダイレクトで左足を振り抜き、チームに勢いをもたらす電光石火の先制点を記録した。

バイエルンはその後も主導権を握り、2ゴールを追加。危なげない試合運びで勝点3を積み上げた。

この結果、バイエルンはリーグフェーズ4位をキープし、準々決勝進出を確定。厳しい序盤戦を乗り越えてつかんだ8強入りは、チームの成長を象徴する成果となった。

試合後、クラブ公式Xに公開されたインタビューで谷川は、仲間とスタッフへの信頼を強調しつつ、勝利に値する内容だったと振り返った。

「チームメイトやスタッフを誇りに思います。私たちは準々決勝進出に値する戦いができたと思います。まだ終わりではありません。(今大会で)優勝したいです」

バイエルンで高い評価を受け続ける谷川。クラブの躍進とともに、日本人MFの挑戦は新たな局面を迎えている。

筆者:江島耕太郎(編集部)

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