鹿島アントラーズのブラジル人FWレオ・セアラに、母国のクラブが関心を示しているという。
ブラジルメディア『Jornal MASSA!』によると、同国1部のバイーアが今季の補強ポイントであるセンターフォワードの候補として同選手をリストアップし、すでに鹿島側へ状況確認を行ったそう。
レオ・セアラは今季、鹿島のエースストライカーとしてリーグ戦39試合に出場し、21ゴールを記録。見事J1得点王に輝いた。
フィニッシュ精度の高さに加え、前線での起点づくりや献身性も評価され、チームのタイトル獲得に大きく貢献した。J1での活躍が南米でも再評価され、母国クラブの補強候補として浮上した形だ。
報道によれば、セアラの契約は2027年12月まで残っており、設定されている移籍金は400万ドル(約6億2700万円)ほど。鹿島は昨季、同選手を高額で獲得しており、簡単に放出する構えは見せていないという。
なお、レオ・セアラはヴィトーリアの下部組織出身で、過去にはバイーア移籍が取り沙汰された経緯もある。
日本のクラブ4チーム目にして、キャリアの全盛期を迎えたストライカーに寄せられる母国からの視線は、今後の去就を占う上で注目材料となりそうだ。
筆者:江島耕太郎(編集部)
